パピーカーゴ(生体引渡)
 
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<生体引き渡し業・パピーカーゴの意義>
 

動物愛護法の改正にともない「愛護」に関する世論はより厳しいものになり、生体販売のスタイルも変革の時期にさしかかっています。
一般愛犬家の意識も高まり、生体販売時の対面説明や引き渡し方法にも細心の注意を払わねばならない時代です。

2013年9月の動愛法の改正により、生体販売時の対面説明が義務化されました。
パピーカーゴ(生体引き渡し業務)は、全国のブリーダーや生体販売業者が遠方の一般愛犬家に販売した生体を、引き渡し地の空港で引き取り、お客様のご自宅にお届けし、動愛法に則った対面説明を確実に行うサービスです。

さまざまな規制の強化により悪質な生体販売業者が減るのは実に喜ばしいことですし、対面説明の重要性が認められたのは重要なことですが、またその一方で「本当に良い子犬をブリーダーが直接譲渡する」という本来の理想的生体販売の道が、ある意味で断たれる危機を迎えているのも事実です。

地方で高い志を持ち活動されている優良ブリーダー様と、遠方でありながらも地方のブリーダーから直接「新しい家族」を引き取りたい一般愛犬家。この両者の力になるべく、生体引き渡し業務は派生しました。

 

 
<パピーカーゴの難しさ>
 

とは言うものの、まだ日本のペットビジネス業界で定着しているとは言い難いこのサービス、難しい点が沢山あります。

まず、「悪質な販売業者の排除」を大きな目的として掲げられた「生体販売時の対面説明」に対してある意味「対抗」する形になるわけですから、それなりの覚悟は必要です。キチンとした理念をもち貫いていかないとタダの「悪質な業者の手先」であったり「厳しくなった動愛法の抜け道」として軽んじられてしまう危険があります。
特に依頼主(生体の販売者)がブリーダー自身でなくブリーダーから仕入れて販売する一販売業者であった場合、その業者が「悪質でない」判断をどう下すのかは難しい課題です。気持ちとしてはブリーダー本人からのみの依頼を受けたいところですが、ビジネスとしてパピーカーゴを成立させていきたいのであれば、やはりどうしてもある程度の依頼数を確保したいところですから、業者からの依頼も受けたくなってくるのが人情です。

次に微妙な問題としてあがってくるのが「自分が販売者ではない」という事実です。
たとえば鹿児島のブリーダーが東京の愛犬家に子犬を販売した場合、正式には販売者は鹿児島のブリーダー、購入者は愛犬家になります。
カーゴ業者は言わば「対面説明の業務だけを請け負った委託業者」の扱いとなりますが、このとき、もし生体になにかあった場合カーゴ業者にどこまで責任がとれるかというのも大きな問題です。
通常対面説明の代行では1万円程度の「手数料」をとるのが一般的ですが、それくらいの利益で生体の命や健康に関わる実質的金銭的責任はとれるものではありませんから、依頼者側、受取側双方に対し立場を明確にし、責任の所在をはっきりさせておく必要があります。

 

 
<パピーカーゴのメリット>
 
問題や課題はまだ山積のパピーカーゴですが、正しい方法で真摯に活動を続けさえすれば、感謝されることは沢山あります。
地方で本当に素晴らしい子犬の繁殖を行い、それを首都圏や都市部に販売して生計を立てているブリーダーはいまだ数多く、その方たちの味方となり広範囲への確実な販売をお手伝いするのは大変意義あることと言えます。
また一販売業者に留まらず様々な勉強を重ねている私たちが子犬の引き渡し(対面説明)を行うことで、飼育の仕方、トレーニングの基本などを一緒にご説明し、本当の意味で愛犬家の皆様のお役に立つことも可能です。
特に犬のしつけにおいて「子犬の時期がいかに大切か」に重点をおき、受取側の愛犬家にトレーニングの啓蒙活動を行っていけるのは画期的と言えるでしょう。お届けできる範囲内のお客様ですから、その後通いでのトレーニングを引き受けたりペットシッターの依頼を頂いたり、他のサービス業務につなげていくことも可能です。

 
 
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